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なぜ、塾でもテストを実施するんでしょうか…?


おはようございます。小菅です。<(_ _)>

 

今日は朝から先ほどまで打ち合わせでした。久々に長い時間の打ち合わせで正直、疲れました。(笑)

 

さあ、ここからはお子さんたちの授業に向け、気持ちを切り替えていきますよ~!!

 

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さて、今日の話題は昨日、小学生の保護者さまにご案内した「学力テスト」の実施についてのお話を。

 

長くお通いくださっている生徒さんや保護者さまは既にご存じですが、今年度からお通いくださっている生徒さんや保護者さまは「なぜ、学校でもテストをしているのに、塾でもテストを実施するの?」と疑問に思われるかも…。

 

そこで、今日はその辺りのことをお話できたらと思っています。

 

はじめに「学校で行うテスト」と「塾で行うテスト」それぞれがどのようなテストなのかお話していきたいと思います。

 

まず、「学校で行うテスト」ですが、これは「単元テスト」と呼ばれるものが主で「直近の授業で学習した内容がきちんと理解できたのかを確認するためのテスト」で、ふつうは「学習単元1つ分が出題の範囲」になります。 

 

だから、基本は「できていないと駄目なテスト」で「100点満点」が理想です。「習ったことの確認」ですからね。

 

それに対し、うちの塾で実施しているテストはそうではありません。

 

こちらのテストは「学校や塾で学習した直近の内容」も含まれますが、出題は「現学年の4月から今までに学習した”全ての学習内容”から出題」がなされます。

 

また問題レベルも基礎・基本の問題から応用まで様々。

 

だから、忘れてしまって解けない問題もあれば、今の自分のレベルでは難易度が高くて解けない問題もあります。

 

そのため、点数が「満点」になる方はまずいません。(ただ、中には満点を取ってしまう方もいるんですが…。凄いですねぇ~!!)

 

でも、それでも構わないのがこのテストだと私は思っています。

 

大事なのはこういった問題に「定期的」「継続的」に触れ、学習したときはしっかり理解したはずなのに時間の経過とともに忘れてしまった内容をしっかり振り返り、学習内容を時間経過に左右されない「本物の知識」として定着させていくことなんですね。

 

だからお子さんたちには「1回目の点数は悪くても気にしなくていもいい。気にしなくちゃいけないのは点数ではなく、自分は何ができて、何ができなかったのかということ。そして、できなかったところをできるようにしていくためにどんな練習をしなければならないのかということだよ。」と言い聞かせています。

 

ですから、親御さんたちにも「絶対に点数を見てお子さんたちを叱らないでください。」とお願いをしています。

 

うちの生徒さんの中で中学校以降も安定的に上位層に食い込んでいく方々は 間違いなくこのテストの受験期間が長い生徒さんです。

 

 

小学生のうちに「テストとの正しい向き合い方」を理解してもらい、「学校の宿題」や「自主学習」とはひと味違った学習に取り組んでおくと、高学年や中学生になるまでに「知識の貯め」「問題経験の貯め」ができて「大きな差」を生みます。

 

ぜひ、テストを上手に活用しながら、自分の力をどんどん高めていって欲しいと思います。(*^_^*)

 

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さあ、今日も1日、元気出して行きましょう!! それでは、また~。<(_ _)>