
おはようございます。小菅です。m(__)m
昨日の小学生のお子さんたちとの授業でのこと。
今、お子さんたちは「スポーツテスト(今は体力テストかな?)」の実施期間のようで授業の合間にその話題に。
「先生らの頃は今とメニュー違うよ。」
「そうなの?例えば。」
「先生らの頃は”シャトルラン”はなかった!!」
「えっ?! マジで。いいなぁ~。俺、あれ嫌いなんだ…。」
「あとねぇ、”斜懸垂”ってのがあったなぁ。」
「それ何?懸垂じゃないの?」
「懸垂は足を付けずにぶら下がるけど、斜懸垂は足をつけて斜めになってやるの。」
そんなこんなで話をしていると、Kくんからこんな質問が。
「先生。小6で1分間に”上体起こし”を50回以上できる人っているんですかね…。僕は32回だったんです。」
「はて?どうなんだろうねぇ〜?」
そう思ったら自分はいつも生徒さんとともにネット検索で調べるようにしているんですが、昨日のこの件も即座に検索。
すると、50回以上できたか人がいたかどうかは発見できなかったんですが「平均値」は発見。そのデータによると2020年のときは、小6男子は「21回」程度でした。
その話を基に「平均値」だけでなく、「最大値」や「最小値」、「最頻値」などデータに関する話題へ。
「先生、最頻値って何?」
「みんなのデータを調べて、いちばん多かった回数を最頻値っていうんだよ。平均値はあくまでもみんなの記録の凸凹を均した値だからそれと比較するだけでなく、より多くの人が出した結果と比較することも必要だね。」
そこから、今回のKくんの記録がおおよそどのような割合の区分にいそうなのか、また50回以上の記録の人はどのぐらいの割合でいそうなのかなどのお話もさせていただきました。
するとお子さんたちはいろいろなデータの見方があり、そこからいろいろなことを検証できることを理解してくださったようです。^_^
データもそうですが、身の回りのあらゆることに対して「一方向からだけでなく、あらゆる方向から見る」ことを癖付けしていきたいですよね。
最初は意識的かも知れませんがこの感覚が身についてくると「本当にこれは正しいのか?」といい意味でいろいろなことに疑いを持つようになり、自分なりに仮説を立て検証し、論理を展開する癖付けにもつながっていくと思います。
つまり「物事を深く考える」ってことに繋がっていくのではないかと私は考えます。
教科書で学ぶことをベースに、それらが実生活の中でどのように活用されているのかということもお伝えしていければと思っています。
そのために、まずは自分自身が生徒さん以上に「日々、学ぶこと」が必要ですね!! 頑張ります!! ^_^
さあ、今日も1日、張り切って行きましょう。それでは、また〜。m(__)m