
おはようございます。小菅です。m(__)m
先週6月27日(月)に小学生のお子さんたちは「全国版 学力テスト」を受験し、28日(火)以降の授業では「解き直し&解説指導」を行いました。
まずは、小学生のみんな、お疲れ様でした。(*^_^*)
テスト後のお子さんたちの表情や答案の様子を見ると、私が思っていたよりもお子さんたちの出来具合は良かったのかもしれません。
普段なら「うわぁ…。難しかったぁ…。」という声がテスト後に上がるもんですが、今回は「結構できたかも…。」「俺、いつもより自信あるよ。」という声があちらこちらから聞こえてきました。
テストは「できない」よりは「できた」ほうが断然良いわけですが、自分の力をより一層伸ばしていくという点ではぜひ、ここを大いに気にして欲しいわけです。
「できた問題に喜ぶよりも、できなかった問題に悔しさを持って欲しい。」
「できなかった問題の原因をしっかり追究し、できるようにしておくこと。」
何度かこのブログでもお書きしておりますが、うちがこのテストを実施しているいちばんの目的は「時間の経過とともに忘れてしまっている過去の学習内容を定期的・継続的に振り返り、それらを時間経過に左右されない本物の知識に変えていくこと」です。
ですから、極端に言えば「できてたところはどうでもいい。できなかったところに注目!!」って感じです。
「できなかった」とひと口に言っても原因は違いますよね…。
その分野に関する知識がまったく忘れ去られていてできなかったのかもしれません。
考え方は分かっていたのに、途中計算でミスをしてしまったのかもしれません。
「できなかった」ところと向き合うのは精神的にはなかなかタフな内容ですが、そことどれだけしっかり向き合い、次に同じミスをしないように対策をすることがとても大事。(これはテストに限らず、運動でも仕事でも同じです。)
だから私はお子さんたちに何度も何度も言い続けます。
「できなかったことは悪いことじゃないよ。それをそのままにすることこそ悪いことだかんね。」
昨今の世の中的に「ミスをすること」「ミスをさせること」に対して余裕がないように個人的には感じているんですが、私的には「若いうちこそいろいろなミスを経験するべきだし、させるべきだ。」という考えです。(あくまでも許される範囲内であり、取り返しがつかないようなことはダメですが…。)
そのため、親御さん、特に初めてテストを受けるお子さんの親御さんにはこのことを必ずお願いしています。
「絶対にお子さんの点数見て叱らないでくださいね。」
点数で叱られてしまうとお子さんは点数ばかりを気にしてしまうようになってしまいますから。
小学生のうちにこういった「テストとの正しい向き合い方・心構え」をしっておくことはとても大事なことだと思っています。
ぜひ、みんなで「意識」を高く持って、取り組んで行きましょう!!(*^_^*)
それでは、また~。m(__)m