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叱ることは大事なことなんですが、ぜひ、その前にお願いしたいのです


おはようございます。小菅です。m(__)m

 

先週末から行健中のみんなの「定期テスト結果表」が戻り始めました。

 

「先生、学年でひとケタ代の順位に入りましたよ!!」

 

「数学、1問だけミスしてしまって…。(満点を逃す)」

 

「前回よりも理科、めちゃくちゃ上がりました!!」

 

「社会で失敗しなければ、もっと上位(学年トップ3内)に食い込めたはず…。」…などなど。

 

嬉しいご報告をたくさんいただき、とても励みになりました。みんな、お疲れさまでした。(*^_^*)

 

ただ、その一方で成績は上がったものの納得のいかなかった生徒さん、思ったように結果が出せなかった生徒さんがいたのも事実でした。

 

そのような生徒さんの中から「親から『テスト前、いったい何をやっていたの?』と問いただされて辛かった…。」などの話もお聞きしています。

 

ここで1つ、私から保護者さまへのお願いがございます。

 

「叱る前に、まずはお子さんがテストに向けて頑張っていた部分を褒めてあげてください。」

 

私から見ても「君の力があったらもっと上の順位(点数)が取れたんじゃないの…?」という方もいるんです。ぶっちゃけた話、「おい、おい…。もっと取れただろ…。」と言いたくなってしまう気持ちもあるんです。

 

でも、これを頭ごなしに言ってしまったらお子さんも素直に話が入ってこないと思うんです。

 

大人から見れば「もっとやれたんじゃないの?」と思えても、お子さんはお子さんなりに「自分は頑張った」と思っていると思うからです。

 

ですから、そのガッと言い放ちたい気持ちをグッと堪えて、まずはテスト前に頑張った点や僅かでも成績がアップしているならばその頑張りをまずはしっかり言葉にして伝えるようにしています。

 

その点をしっかりとお伝えしたうえで「でも、君の力はそんなもんじゃないと先生は思っているんだけど、どうだろう?」「次回に向けて、どんな点を改善したら良いと思う。」…などと話を切り込むようにしています。

 

まぁ、時にはガッと強く叱ってあげることも必要とは思っていますが…。

 

私たちだってそうじゃないですか…。

 

大人の世界では「結果がすべて」ではありますが、その結果に行きつくまでの「過程」や「頑張り」をまったく見てもらえなかったらおもしろくないですよね…。

 

それらをきちんと見てくださっていることが聞けると、「あぁ、ちゃんと自分の頑張りを分かってくれている人がいる…。」と安心できるし、とても励みになると思うのです。

 

特にうちに通ってくださっている生徒さんの多くは、おとなしく控えめな生徒さんですので、こちらが話しやすい雰囲気を作ってあげることを心掛けるようにしています。

 

ぜひ、お父さまやお母さまにもその点をご協力いただけましたら幸いに存じます。よろしくお願い致します。m(__)m

 

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さあ、今日も1日、元気出して行きましょう!! それでは、また~。(*^_^*)