
おはようございます。小菅です。m(__)m
「1, 2, 4, 8, … …」
数字がある規則を保ちながら続くものを「数列」と言い、「ある数」を掛けて続いていく数列を「等比数列」と言います。
きっと、高校2年生以上の皆さんならすぐに分かりますよね?
小・中学生の皆さんも「規則性に関する問題」などで触れていますので「等比数列」という言葉は知らなくても内容はお分かりいただけるのではないかと思っています。
ちなみに上の数列は「前の数字を2倍すると次の数字になる」というルールですね。
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私は常々、自分自身にも教室のお子さんたちにもこのことを大切にして欲しいと言い続けています。それは…。
「小さな努力の積み重ねが大きな差を生む」
私は昔「何か努力をしなければならない」と思うと、つい「大きな努力」「何か特別な努力」をしなければならないと思いがちでした。
でも、そういう努力って長期的に継続して行うことが精神的&肉体的になかなかヘビーだったりして、どうしても無理が来てしまうものでした。
そんなわけで私はあるときからこんな風に思うようになりました。
「無理な努力は継続性がなくなり、結局は成果が出せない…。」
「それよりは、1つ1つは些細なことかもしれないけれど、今の自分が継続性を持ってできる努力をし続けてみよう。」
こんな私の思いを「等比数列」にして考えてみるとこんなイメージなのかなと思うんです。
例えば、今ある自分の力を「1」として、これを毎月「1割ずつ増加(前月比1.1倍)」させていくと仮定します。
そうすると、数列としては次のような数の並びになります。(小数第3位で四捨五入してます)
「1, 1.1, 1.21, 1.33, 1.46, 1.61, 1.78, 1.95, 2.14 …」
これ、分かります? 計算上では9か月後には最初の力の「2倍」を超えるんわけです。Σ( ̄□ ̄|||)
まぁ、実際の世界ではこのように単純には行かないとは思いますが、それにしても、今の自分にほんの少しの変化を加え、それをし続けることでどんな成長ができるのかという点についてはイメージが沸いていただけるのではないかと思います。
「今までより10分間だけ早く起床して、その時間に計算練習をしてみる。」
「毎日、英語の教科書の音読を必ず1ページずつ取り組んで見る。」
「毎日、夜遅くまでダラダラと動画を見続けていたけれど、1日30分だけと時間を決めてみるようにする。」…などなど。
今の自分でも心掛け次第で取り組める、変化させることができることってあるのではないでしょうか…。
お互い、「小さな努力の継続性」を大切にして、これからも日々、取り組んで行きましょうね!!(*^_^*)
それでは、また~。m(__)m