おはようございます。小菅です。m(__)m
8月もすでに1週間が過ぎ、結構な日数があると思っていた夏期講習会も今週10日(水)の「新教研テスト」の受験を終えると全日程が終了となります。
年齢を重ねるごとに時間が過ぎるのが本当に早くて早くて…。
講習会が終わり、お盆休みが終わるとあっという間に秋になってしまいそうです。
お互い、1日1日を大切にして過ごして行きましょうね!! ^_^
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さて、その講習会の様子を少し。
中学3年生は昨日から9日(火)までの3日間は、講習会の総まとめとして「新教研テストの過去問演習」を実施しています。

講習会で使用させていただているテキストは、どのメーカーさんのものもとても素晴らしいテキストです。
ただ、素晴らしいテキストであるがゆえ、どのテキストも「単元・項目ごとに内容がキレイに分かれている」んですね。
こういう作りのものは、過去に学習した内容を振り返り、知識を整理・整頓するには大変良いのですが、テスト本番に向けた対策はこれだけでは不十分と私は考えています。
こういう作りだと、お子さんたちは「解答」「解法」におおよその目処が立ち、深く考えずにパターンで問題を処理してしまいがちになるからです。
入試のように「奥行きのある問題」は、このような表面をサラッとなでるような学習だけでは対応できません!!(特に、普通科進学校を目指すみんなは高校入学後や大学進学のことも考えるとなおさらです。)
そのため、私は毎年、受験生のみんなにはこのことを声を大にして話をしています。
「ある程度の力がついてきたら、過去問のように内容も難易度もゴチャ混ぜになった問題で練習しないと本当の力は身に付いていかないよ。」
というのも、生徒のみんなが受ける「新教研テスト」に代表される模試や入試の問題は「いろいろなジャンルがゴチャ混ぜになっている出題形式」で、テキストのように内容がキレイに分かれていないからです。(理科や社会は、大問でおおよそ項目は分かれていますが、難易度はゴチャ混ぜになっています。)
私はこのことをよく「野球の打撃」に例えて話をさせてもらいます。
例えば、「テキストで学習する」のは「ピッチングマシンで打撃練習をする」ような感じ。
マシンでの練習は球種や球速、コースがある程度一定ですので、ある程度数をこなし、タイミングが掴めてこれば打ち返すことが可能です。
それに対し、「模試や入試の問題を解くこと」は「本物のピッチャーが実践で投げるボールを打ち返す」ような感じ。
本物のピッチャーはマシンと違い、球種や球速、コースも様々。だから、しっかりとした事前準備をしなければ打ち返すことが難しくなります。
塾に通っていない生徒さんは、模試の過去問を手に入れること自体が難しいですが、塾に通っている生徒さんはそれが容易にできるとても素晴らしい環境にあります。
ちなみにうちの教室では、授業内での演習だけでは問題が足りない方にはジャンジャン過去問をお渡しさせていただきますよ。(既にこの夏休みの間に4年分の過去問を制覇した生徒さんも数名おあります。)
ぜひ、この状況を最大限に生かして、10日(水)のテストに向けてしっかりと対策をしていって欲しいと思います。^_^
さあ、今日も1日、張り切って行きましょう!! それでは、また〜。m(__)m