おはようございます。小菅です。m(__)m
昨日、授業はお休みだったので、久々に読書三昧の1日でした。
ここのところゆっくり本を読む時間が取れずにいたので貴重な1日となりました。
複数冊の本を読んだのですが、今日、生徒のみんなや保護者さまにシェアしたいのはこちらの一冊です。
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「オンライン脳」/ 川島隆太
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以前からお子さんたちには「スマホの使用時間が長いと成績は悪くなるんだよ。」とか、「スティーブ・ジョブス(アップル創業者)はスマホやタブレットを自分の子どもに持たせないんだよ。なぜだか分かる?」など、その使用時間が長くなることによる成績低下の危険性を訴えてはいましたが、そのことを実験データをもとに記載してくれているのがこちらの1冊です。
著者は「脳トレ」などでご存じの方も多いかも知れませんが、東北大学・加齢医学研究所所長の川島隆太さんです。
いろいろとシェアさせていただきたい内容があるんですが、今日は下記の点だけは強くお話をしたいと思うのです。
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1) 勉強をする子もしない子も、スマホを使うと成績が低下するということ。
2) 携帯・スマホを使う時間が長ければ長いほど成績が悪いということ。
3) 「家で2時間以上勉強しても、携帯・スマホを3時間以上使ってしまう」生徒より、「家でほとんど勉強しないが(30分未満)、携帯・スマホを使わない」生徒の方が成績が良いという事実があること。
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物事は一方向だけでなくいろいろと多方向から見ることが必要だと思いますから、この話がすべてだとは思いません。
しかしながら、現場にいて私が肌感覚として感じていたことが「やっぱりそうだったんだな…。」と思い知らされた感じがしています。
今、お子さんたちの生活の中で完全にスマホやタブレットなどのデジタル機器を「0(ゼロ)」にすることは不可能だと思います。
しかし、その時間を最小限に抑えることは私たち大人の働きかけ方次第で可能だと私は考えています。
私がここで御託を並べるよりも、ぜひ、生徒のみんなや保護者の皆さまに実際にご自身でご一読いただければと願うばかりです。
何とぞ、よろしくお願いいたします。それでは、また。m(__)m