おはようございます。小菅です。m(__)m
生徒さん:「先生〜。これ、難しいですぅ〜。」
そう言って生徒さんが私に教えを求めてきたのはこちらの問題。

「質量パーセント濃度」の計算問題
はい、来ました、来ました…。毎年、多くの中1の方を苦しめる単元の1つ。
多くの場合、試験範囲にはこちらだけでなく「溶解度曲線」を使った計算問題も含まれ、今回うちの中1のみんなもまさしくこれに当てはまります。
さらに、ここに「密度」の計算も加わるので、生徒さんたちは本当に困った様子。
逆に私たち指導させていただく側の人間からすると、これらこそ教えがいがある単元でワクワクしてしまいます。(笑)
まず、これらの単元を学習するとき、闇雲に公式を覚え、それに当てはめて解こうとするのは個人的にはNGだと思っています。
単純な問題ならそれらでも解決できるかと思いますが、ちょっとひねりを加えられてしまうと太刀打ちが効かなくなるからです。
ですので、これらの単元を学習するときは「定義」や「公式の意味」をしっかり捉えることが大事だと思っています。
例えば「質量パーセント濃度」であれば「溶液全体の質量に対する溶質の質量の割合を百分率で表したもの」という定義の意味をきちんと理解できれば、公式を無理に覚えようとしなくても小学校の算数の知識で「溶質の質量を溶液全体の質量で割る」と立式をすることが可能です。
また「濃度30%の食塩水100gに含まれる食塩の質量は?」というような発展的な問題でも、「『100gの30%は何gか?』と聞かれている。」ということが読み取れれば、こちらも小学校の算数の知識で十分対応が可能です。
決して難しい内容を新しく学習しているわけではないんですよね。
ただ、前提としてはきちんと小学校のときに学習していた内容を理解できているかという点があるんですが…。
今週末3日(土)・4日(日)も授業がありますし、テスト本番までじ〜っくり学習して乗り切って行きましょうね!!
それでは、また〜。^_^