
おはようございます。小菅です。^_^
今日は久々に真面目な学習のお話。
今、毎日小学生のお子さんたちが学校から真っ直ぐ教室に来て、塾の授業の前に宿題や自主学習をしております。
お子さんたちの様子を見ているとクラスにもよるようですが、どうやら宿題の一部はタブレットにて問題が配信がされているようです。
私がそれを見て非常に気になったのは「漢字の書き取り問題」の出題形式についてです。
配信された画面を見せてもらうと、そこには漢字ドリルのような「文章形式」ではなく、書かせたい漢字の「読みがな」だけが配信されていたんですね。(しまった…。画像に撮っておけば良かった…。)
先日、お子さんから「先生、これはどう書くの?」と質問をされたのですが、正直、文章で書かれていないので正解がすぐに分かりませんでした。(きっと、今、直近で学習している教科書範囲内の漢字だと察しはつきましたが…。)
例えばですね「かいこう」という読みが書かれていたとします。
パッと私の頭に思い浮かぶだけでも「開口」「開校」「開講」「開港」「海溝」「海港」…などがあります。
私個人の意見ですが、漢字は「漢字単体」を何度も書いてフォームを固めることと合わせて「文章の中で使えるようにしなければダメ」だと思っています。
文章全体そしてそれぞれの熟語の意味を踏まえたうえで適切なものはどれかをきちんと使い分けることができてはじめて「本当の力」だと思います。
少なくとも私がうちの生徒さんや我が子に漢字の学習をさせるときに私は絶対にこういう出題の仕方はしないなぁとかなり疑問を持ってしまいました…。
これは英単語の学習にも通じる部分があって、英単語も「英単語単体」だけで練習するだけでなく、きちんと「文章全体で練習すること」を私は実践して欲しいと思っています。
もしかすると、お子さんたちは担任の先生から学習の進め方や目的などをもっと細かく説明されていたのかも知れませんが、ぜひ、読みだけで出題するような形式は改善して欲しいなぁと切に願うわけです。
ただ、その一方でお子さんたちにも、与えてもらうばかりでなく、自分なりに学習を工夫する努力もして欲しいなぁとも思うわけです。
どうせ時間を掛けて練習するなら「意味のある練習」にしていきたいものですよね…。
すいません…。今日はちょっと久々に熱くなってしまいました…。
でも、それだけ私もお子さんたちの学習を真面目に考えているということと理解していただけたら幸いです。
今日はこれにて。それでは、また~。m(__)m