おはようございます。小菅です。^_^
疲労困憊だった昨晩から一夜明け、今日は完全復活です!!
良く食べ、良く眠ったのでもうバッチリです。
昨日、まともな更新ができませんでしたので今日はしっかり更新したいと思います。
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中1・中2のみんなは定期テストの答案が戻り終わったようです。
Kくん:「先生!! 僕、過去最高でした。(9教科450点越え。素晴らしい!!)
Sくん:「先生!! 僕は430点は越えました!! (頑張ったけど、君の力だったらもっと上、狙えたんじゃな~い。)
お互い、今回の結果に甘んじることなく、これからも日々コツコツ、コツコツと小さな努力を積み重ねて行こうね!!
昨日はテストが終わったばかりの授業で生徒さんもちょっとのんびりムードだったため、こちらの中1の生徒さんにこんな投げかけをしました。
私:「今日は他の教科はお休みでいいよ。数学オンリーで行こう。」

こちらの生徒さんは数学が”大好物”の生徒さん。
それも「単調な計算」とかではなく、いわゆる「考えるタイプの問題」がお好みです。
私は彼女のそんなところをより搔き立てるためにこう話を続けました。
私:「今日の問題はね、高校入試でもお目見えする問題ばかり。急がなくていいから、今日はじ~っくり腰を据えて取り組んでいいよ。」
そう話をすると彼女は眼を輝かせて取り組み始めました。いいね、いいねぇ~。^_^
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計算は量をこなし慣れることで処理速度を上げることが十分可能です。
しかし、文章題や図形など「考える力」を育てるためには、計算のように単に量をこなせばいいかと言うとそうではないと私は考えています。
では、どうしたらお子さんたちの「考える力」を伸ばすことができるのか…?
それは…。
お子さんたちに考える”きっかけ”や”時間”を作り、じっくりと考えさせることが必要!!
こう言ってしまうと「そんな当たり前のことを…。」と言われそうですが、実はなかなかこれができない場合が多いんです…。
というのも、つい大人はお子さんに素早く答えを出してもらいたいがために、あれやこれやとヒントや解き方をついつい口走ってしまうものです。
でも、私はその口を出したくなるところをグッと堪えていただいて,お子さんの様子を黙って見守って欲しいと思っています。
また、親御さんによっては「分からなかったら先生にすぐ聞きなさいって言ってるんですが…。」とお話をくださるんですが、もし、お子さんの「考える力」を伸ばしてあげたいと思われるのでしたら、これも少し言い方を変化させていただけると助かります。(本ブログの終盤でお書きいたしますね。)
当たり前のことですが「考える力」は「お子さん自身が考えているとき」に伸びるものです。
だから、お子さん自身が脳をフル回転させ,ああでもない,こうでもないと手を動かしながら考えることが大事だと思っています。
私もこの仕事を30年近くしてきましたが,この口を出したいところをグッと堪えられるかどうかが講師なり立ての新人さんとベテラン講師の違いの1つだとも思っています。
そのため、お子さんの中には「小菅は他の先生と違ってすぐに教えてくれないんだもん…。」とおっしゃる方もいます。(笑)
これはお子さんたちに意地悪しているのではなく、本当は教えたいところをグッと堪えて意図的に教えてないんですからね。(笑)
もし,お家の方が「お子さんの考える力を伸ばしてあげたい…!!」とお考えならば,ぜひ,次のことを意識してお子さんと接していただけたらと思います。
1) お子さんが一生懸命考えているときは,口を出さずにそっと見守る。
2) その考えが間違っていたり,最短ルートでないとしても,それを責めないように。
3) 「間違えることは悪いことではないんだよ。」とお子さんに伝える。
4) 「分からなかったらすぐ聞きなさい。」ではなく「すぐに聞く前に、もう1度じっくり考えてみよう。」と伝えること。
5) ヒントや解き方を伝えたいときは,お子さんの様子を見ながら,焦らず,少しずつがコツ
「考える力」を伸ばすのは、今日・明日といった短期間では難しく、日ごろの小さな積み重ねが大事だと私は思っています。
教科書や問題集を解くということだけでなく普段からお子さんに「なぜだろう?」と考えさせる機会を大人が作ってあげることが大事なのではないかと私は考えています。
ぜひ、そんなことを意識していただきながらお子さんの日々の学習に関わっていただけたら幸いに存じます。
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今日は私の都合が悪く。教室はお休みにさせていただいています。(というか、本来日曜日はお休みなんですが…。(笑))
受験生のみんなには大変申し訳ないのですが、今日はご自宅にて頑張って欲しいと思います。
また明日から頑張りましょう!! それでは、また~。m(__)m