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小学生のうちにしっかりと国語の力を育ててあげたいんです。


おはようございます。小菅です。^_^

 

昨日から、塾の方は学校よりもひと足先に「新学年」での授業がスタートしました。

 

今年度は久々に中学生の数学(中1&中2)の方も担当します。

 

「えっ!? 小菅先生って数学、教えられんの?」

 

ここ数年の間でご入会いただい生徒さんや保護者さまからはこんな声が聞こえてきそうですね。

 

ここ数年は大先輩である星先生にも授業に入っていただいているので私は英語を担当させてもらっていますが、実のところは「理系」なので、本来は数学や理科の方が指導歴が長いんですよ。(笑)

 

実際、昨年度1年間はずっと高校生の数学の方を担当していましたしね。

 

昨晩、久々に中2の数学の授業をさせていただいたんですが、やっぱり数学は面白いですね!! 

 

お子さんたちに「数学の楽しさ」をお伝えできるよう、自分もまたいろいろと学び直しながら1年間、精一杯努めていきたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。^_^

 

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さて、今日はそんな新学期の授業の様子を含め、少し真面目な話題を。

うちの教室の小学生の「国語」の授業は、漢字は教科書準拠版で学習を進めていただいておりますが、文章読解は昔から一貫して教科書準拠版は使用しなことにしています。(業界的に言うと「標準版」というものです。)

 

なぜ、教科書準拠版のテキストを使用しないのか…?

 

それは「お子さんたちに初見の文章でもしっかり読み解きができる、本当に読解力をつけさせたい」と考えているからです。

 

小学生のお子さんたちも、いずれ中学生や高校生になると「入試問題」や「もぎテスト」などの問題を解く機会がどんどん増えてきます。

 

学校の「単元テスト」や「定期テスト」であれば、授業で学習し何度も読んだことのある文章から問題が作られますが、「入試問題」や「もぎテスト」の場合、基本的に「今までに読んだことのない文章」が使用されます。

 

それを制限時間内で素早く読み解くための力を今から少しずつ養ってあげないといけないと私は考えています。

 

私は、国語が主要教科の中で「最も自分だけで学習を進めるのが難しい教科」だと考えています。

 

例えば、丸付け1つとっても、自分が書いた解答は、本当に正解なのか判断が難しいと思うのです。

 

また、学習方法についても他教科のように「どんどん問題を解きまくれば力がつくか」というと、そうではない部分も多々ありますから「何をどう勉強すれば良いのか全然分からない…。」と生徒さんから良くお聞きする言葉です。

 

そういった背景を踏まえ、うちの教室では「まだゆっくりと学習に時間をかけられる小学生のうちに、しっかりと読解力と正しく解答を書くことができる力を身につけさせたい。」いう思いがあり、その1つが「教材は準拠版は使わない」というところに繋がっています。

 

そしてですね、昔から「国語はすべての教科の土台」とは言われますが、まさにその通りで、国語の力がついてくると間違いなく他教科に良い影響を及ぼします。

 

だから、家の教室では原則として小学生のみんなは「国語と算数はセットで学習してもらう」という決まりになっています。

 

高学年以降に通じる学力を養ってあげられるよう、できる限りのことはさせていただきたいと思っています。

 

お互いに力を合わせて頑張って行きましょうね!! ^_^

 

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さあ、今日も1日、元気出して行きましょう!! それでは、また~。m(__)m