
おはようございます。小菅です。^_^
今、私自身の「英会話レッスン」の受講をちょうど終えたところです。
先日のブログでもお伝えしたんですが、本当に楽しくて時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。
筆記ならスラスラと英作文できるもんですが、いざ原稿なしで声に出して話すとなると結構出てこないもんですねぇ~。
でも、最初からスラスラと行かないからこそやりがいもあるってもんです!!
生徒さんたちに負けないように、自分もしっかりと勉強していきたいと思います。○(^_^)○
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さて、話題は切り替わって…。
今日はまず、中学生の皆さんが歴史で学習する「空海(弘法大師)」のこんな言葉からスタートです。
聖人の薬を投ずることの機の深浅に随い、
賢者の説黙は時を待ち人を待つ
『般若心経秘健』
どんな内容かと言いますと、名医が病人に薬を与えるときは、病状をよく診て薬の量や投薬時期を判断する。賢者が説法したり沈黙を守ったりするのは、時機と人に応じて判断するって感じです。
これは私たちがお子さんに対して学習指導やアドバイスをさせていただくときも全く同じなんですね。
私はお子さんたちが「先生、これ分かんな~い。」「先生、これどうやるの?」…などと言われても安易に教えないタイプです。
だから、お子さんたちの中には「小菅先生はすぐに教えてくれない…。」と愚痴る方も少なくありません。(笑)
でも、これは意地悪をして教えないわけではないんですよ。ほんとに。
お子さんたちの取り組んでいる様子や理解度などをしっかり踏まえ私なりに判断しながら対処させていただいているんです。
私がお子さんたちを指導させていただくうえで根底にあるのは「正しい・間違っているは別として、まずはきちんと自分自身でしっかり考えることができるお子さんたちを育てたい」という考えです。
私がすぐに学習指導やアドバイスを与えないお子さんに共通しているのは「自分で考えることをせずに安易に正解を求めようとしている」という点です。
「悪銭身に付かず」と言いますが、楽して手に入れたものはすぐに抜けていってしまう。時間はかかったとして自分でいろいろと苦労をしながら身に付けたものはず~っと残る。私はそう思っています。
一見、遠回りのように見えますが、実はこれが最も着実だと私は思っています。
「考える力」を育てるためには、その時間をた~っぷり取ってあげないと育ちませんからね。
保護者さまの中には「『分からなかったらすぐに先生に聞きなさい』と言っているんですが…。」とお話してくださる方も多いのですが、どうかご理解をいただけましたらありがたく存じます。
目の前のテストでの成績アップや入試での合格など短期的な視点はもちろん大事なんですが、長期的・大局的な視点も大切にしながらこれからもお子さんたちの指導に努めたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。
さあ、今日も頑張ります!! それでは、また~。^_^