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漢字がしっかり覚えられている生徒さんとそうでない生徒さんはここが違います。


おはようございます。小菅です。^_^

 

今日も朝からマジで暑いですね…。( ´Д`)=3 フゥ

 

学生時代は毎日長時間に渡って炎天下の中で水も飲まずに練習の日々。

 

だから、暑さには強い方だと思っているんですが、年々、衰えを感じています。(笑)

 

でも、明日からはまた気温が下がるんですよね…。

 

本当、体調管理が難しい時期です。皆さん、どうぞ、ご自愛くださいませ。m(__)m

 

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さて、今日は真面目な学習方法についてのお話。

小学生の方に限らず、中学生や高校生の方でも悩むのがこちらの件。

 

「漢字、どうやったら覚えられるの…?」

 

私はバリバリの”昭和生まれ”の人間なので、手がパンパンになるまで書いて、書いて、書きまくって覚えた人間です。(笑)

 

特に私が小さい頃というのは”大人の言うこと、特に先生が言うことは絶対”といった空気でしたので、何十回、何百回…と書くことに逆らうことなく従順に(?)に練習したものでした。

 

しかし、今のお子さんたちにこの方法をやってというのはう~んと唸ってしまうところがありますよね…。

 

そこで、今日は現場でお子さんを見ていて、漢字がしっかり覚えられている方とそうではない方の”違い”がどんなところにあるかお話してみようと思います。

 

そうすることで、今後の漢字の練習の仕方が変わっていただけるのではないかと思います。

 

それでは、行ってみましょう!! ^_^


【違い その1】 ”正しい書き順”を意識している。

 

漢字がきちんと覚えられている生徒さんの最大の特徴は、正しい書き順をしっかり意識して書いているということです。

 

漢字を正しい書き順で書くことで「速く書けるようになる」「綺麗に書けるようになる」というメリットがあります。

 

特に「速く書けるようになる」ということはとても重要だと私は思っていまして、「時間がかかる」ものというのはお子さんにとって「面倒くさい」という意識に繋がり、取り組むための精神面としてはかなりマイナスなんです。これは漢字の練習に限らず、算数の計算でも同じことが言えます。

 

漢字がなかなか覚えられない生徒さんの多くは、本当に書き順が無茶苦茶なんですね…。

 

スポーツでも同じですが「正しいフォームを身に着けること」を上達するうえでとても大事なことです。

 

最初はゆっくりでいいので、正しい書き順を意識して練習をしてみてください。

 

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【違い その2】 漢字の成り立ちや、言葉の意味も意識している。

 

次に言えるのは、きちんと覚えられている生徒さんは、その漢字がどのような成り立ちでできた感じであるのか、そして、その漢字にはどのような意味があるのか、この漢字を使った熟語にはどんな意味があるのか…などの情報もしっかり学習しているという点です。

 

英単語もそうですが、読めなかったり、意味が分からなかったりするものを暗記するというのは難しい作業だと私は思っています。

 

もし、こういう状態で覚えたとしても、それは瞬間的・図形的に覚えただけで、まったく活用ができませんよね。

 

漢字を使うというのは、最終的には自分の考えを相手に分かりやすく伝えるための”道具の1つ”ですから、活用できる形で覚えなければ覚える意味がないですよね。

 

そして、それらを調べる際に「辞典」をしっかり使っているというのも注目のポイントです。

 

紙媒体の辞典は調べたいものにたどり着くまでに時間はかかりますが、その分、周辺情報も目に飛び込んでくるというメリットもありますので、面倒くさがらずに辞典をどんどん引く習慣を身に着けてもらえたらなぁと思っています。


他にも細々とあげれば違いは出てくるんですが、特に大きい差になっているなぁと思うのは上記の2点です。

 

ぜひ、これらの2点を今後の学習の中で意識して取り組んでいただけたらと思います。

 

さあ、今日も暑さに負けずに頑張って行きましょうね!! それでは、また~。m(__)m