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あらためて講習会の実施目的をお伝えできればと思います。


おはようございます。小菅です。^_^

 

毎日もう定番の台詞になりつつありますが、毎日マジで暑いですね…。

 

今日は今、自宅にて仕事の真っ最中なんですが暑さで意識がもうろうとしますね…。(っていうか、エアコン入れろよ!!)

 

この暑さの中、高校球児のみんなは懸命に戦っておりますね~。

 

今年はどの高校が「甲子園行き」の切符を手に入れるのか…。楽しみです!!

ケガに気を付けて、悔いを残さぬよう、頑張ってくださいね!! 陰ながら応援しております!! ^_^

 

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さて、いよいよ来週からは「夏期講習会」がスタートします。

「なぜ、夏期講習会をするのか…?」

 

「夏期講習会っていったい何をするのか…?」

 

 

塾に通ったことのない方はもちろんのこと、もしかすると今、塾に通っている方でも「あれ?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんよね?

 

そこで今日はあらためて講習会の「実施目的」について少しお話できたらと思います。^_^


まず、講習会を実施する目的についてですが、これは今まで学習した様々な知識や解法を「いつでも使いこなせるように整理整頓する」という点です。

 

例えば、中学1年生の皆さんであれば4月に中学校に入学してからこの3カ月間で本当にいろいろなことを学んだと思います。

 

恐らく、平均的な学校の授業スピードを考えると、数学なら「文字と式」、英語なら「UNIT5」ぐらいまで学習が終了しているのではないかと思いますが、今まで学習した内容、ちゃ~んといつでも自由に使いこなせるように整理整頓できていますか?

 

さらに、数学や英語以外に理科や社会、国語もいろんなことを学習しているわけですから、みんなは本当にたくさんのことを学習してきたわけです。

 

だから「習った記憶はあるけど、自信を持って答えられない…。」という方がた~くさんいるのではないかと思います。

 

でも、大丈夫!! それが普通なんです。

 

人間の脳っていうのは、いろいろなことをず~っとは覚えていられないので「忘れる」ようにできているんですね。

 

だから、定期的かつ継続的に「過去の学習内容の振り返り」を実施し、忘れないように脳に働きかけることがとても大事であり、それをすることが講習会の目的の1つになるわけです。

 

そして、第2の目的としては「より実戦的な問題を学習し、入試に向けた準備を少しずつ行うこと」という点があります。

 

普段、みんなが塾で学習する際は「学校の予・復習」や「定期テスト対策」という意味合いがとても強いと思います。

 

そのため塾の授業も基本的には「学校の進度を先取りすること」を基本に進行するため、どうしても難易度が高く、みんなが解答を導き出すまでに時間のかかる問題はどうしても普段の授業ではやり切れないことが多いのです。

 

しかし、夏休みをはじめとする長期休業中は学校の授業が先に進むことはありませんので、こういった普段、なかなか時間を割くことができない実戦的な問題もゆっくり学習していただくことができるというわけです。

 

よく「教科書の内容をきちんと理解していれば入試の問題はきちんと対応できる」とは言いますが、実際には入試の問題のような難易度の高い問題に対応できる力をつけるためには教科書の学習だけでは難しいのではないかなというのが私の長年の指導経験上から言えることです。(ただし、教科書の内容をしっかり身に着けることは絶対的に必要なことですよ!!)

 

主だった目的としては以上のような点が私が考える講習会の実施目的です。

 

特に受験生のみんなは、これから3月の入試本番までの学校行事などのスケジュールを考慮すると、連日&長時間に渡ってこういった学習に集中して取り組めるのは今回の夏休みがラストチャンスです。(冬休みは夏休みよりも日数が少ないですし、入試の本当に直前ですので過去の復習をするというよりは、本番に向けてより実戦的な問題演習を中心に学習する時期になっているのが理想です。)

 

今回の夏休みがみんなにとって”有意義な時間”になるよう、私も精一杯努めていきます。力を合わせて、この夏、大きな飛躍を果たして行きましょうね!! ^_^

 

それでは、また~。m(__)m