
おはようございます。小菅です。^_^
早速、昨日の話題の続きを。(昨日のブログはこちらからどうぞ → 7月24日のブログ )
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私:「了解です。よ~し、それじゃ、ここから大事な話をするからよ~く聞いてくれよ~。」
ここから私はホワイトボードにいろいろと書きながらお子さんたちに説明をしていきました。
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いいかい。まず、最初にきちっと言っておくよ。
講習会以外の学習時間が1~2時間程度じゃ成績は上がらないと思った方がいい。むしろ、成績は下がる。
それがなぜかってことを話をするよ。
まず、夏期講習会の5時間っていうのは、他の受験生も間違いなく取り組んでいる時間ってこと。
恐らく、みんなの周りのお友だちもどこかしらの塾の夏期講習会に参加している方がほとんどだと思う。行っていない子の方が少ないんじゃないだろうか…。
だから、ここで5時間学習をしてまったく家に帰ったらやらないっていうんじゃ成績は上がらないのは分かるでしょ?
さらに話しをしていくよ。
例えば、さっき○○君や△△君が言ってくれた講習会以外に1時間とか2時間をプラスして学習したとしよう。
でも、きっとこれは大部分の人は「学校の宿題」を終わらせるための学習時間だと思うよ。そうでしょ?
※ すると、お子さんたちは「うん、うん。」「そうです。」と言った表情で私を見ていました。
ひと昔前は学校の先生方も「夏は塾の講習会に行くんだろうから…。」と受験生にはあまり宿題を出さないように配慮してくれてたんだけど、今は「こんなに出さないでよ…。自分の本当にやりたい勉強ができないじゃん。」ってぐらい宿題を出すでしょ?
※ これは今、自主的に課題を見つけて学習できない子が増えていて、先生方から宿題を出さないと学習ができな子が増えているからというのが理由ではないかと私個人は考えています。
だから、どうしてもみんな、それを終わらせることが勉強になってしまうんだよ。だから、1時間とか2時間程度なんてあっという間に宿題のために消えてしまうはずだよ。
※ この段階になるといよいよお子さんたちの表情がピリッと引き締まってきました。
先週、7月号の新教研テストの結果を返却したけど、この中で自分の希望する高校に対して数字が達成できている人はどんだけいた?
ストレートに言うけど、みんな全然足りてないでしょ?
いいかい?もう1回、言うよ。講習会の5時間、家に帰ってからの1~2時間程度は受験生なら誰でもやってるよってこと。
だから、この程度の時間をやって「自分はやっている」なんて思ったら、いつまで経っても差は埋まらないよってこと。
みんなは合格するための数字が足りていないんだから、その差を埋めるためには「勉強の質を変える」か「勉強の量を増やす」かだよ。
でも、はっきり言うよ。偏差値が60を越えられていない人はまずこの夏は「量を増やす」ことだ。
偏差値が60を越えられていない人は「基礎・基本」が不完全だから60の壁を越えられていないんだよ。だから、徹底的した基礎・基本の反復演習が必要なんだよ。
そうしたら分かるよね?それをこなすためにはまず何が必要なのか…?
そう、それをやるだけの「時間」が必要なんだよ。
そしたら分かるでしょ? どんなに少なく見積もったって1日7時間とか8時間じゃ勉強時間が足りていないってことが。
だから、さっき△△君が塾の無い日は9時間って言ってくれたけど、この数字でようやく先生的には「頑張ってるね」とギリギリ認められる数字だね。
ここまで話をした内容を踏まえていくとね、先生個人の見解としてはこの夏休みの間「1日10時間以上」の学習に取り組むことを1つの目標にして欲しいということなんだ。
でも、勘違いしないでね。ただ、時間をこなそうとするのは間違っているよ。
ちゃ~んとやるべきことをやっていたら自ずと1日10時間に到達しているはずだってことだよからね。
ただ10時間をやろうとするのと、内容をしっかり追いかけていった結果が10時間以上だったは全然違うからね。
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すいません、お話しした内容はもう少しあって、そこも大事なお話なので、続きはまた明日に。
それでは、また~。m(__)m