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増やすことよりも、削ぎ落すことを考えてみてはどうでしょうか?


おはようございます。小菅です。^_^

 

今日は「三連休」の最終日でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?ゆっくりできましたか?

 

私は授業はお休みでしたが、自宅で仕事をしたり、教室にいったりしているうちにあっという間に1日が終わってしまった感じでした。

 

そうそう。今日は「敬老の日」でしたので、子どもたちを連れて一応、実家にも顔を出しまたよ。

 

自分が何事もなく仕事に集中できる1つの要因には、親父やお袋が病気などせずに健康に毎日を過ごしてくれていることがあります。

 

孫たちの顔を見て笑顔になっていたので、ホッとしました。

 

私はまだ、自分がおじいちゃんになる姿をまったく想像できないですね。(笑)

 

まぁ、とにかく、みんな健康で笑顔でいられるのは何よりですね。^_^

 

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さて、話題は変わって昨日のことを少しだけ。

 

昨日、ある中学生の生徒さんと保護者さまと「三者面談」をさせていただきました。

 

貴重なお休みの中、お時間を作っていただきましてありがとうございました。m(__)m

 

お母さまから「ここのところ、勉強がスムーズにいかず悩んでいるようで…。」というメッセージをいただいたため、ゆっくりお話できればと面談の機会を作らせていただきました。

 

こちらの生徒さんとは小学生の低学年時からのお付き合いで、性格も思考の癖も良く存じ上げておりまして、かなりストイックな性格の持ち主。

 

そのため、この生徒さんはついつい「頑張り過ぎてしまう」ところがあります。

 

だから、私は面談の中でこんなお話をさせていただきました。

 

「自分から見て、本当に良く頑張っていると思うよ。

 

 だから、今、何か新しい努力を足すことを考えるのではなく、今している努力の方法を少し変えてみること、そして、足すことではなく、やることをもっと絞るために引き算の考えが必要なんじゃないかな。

 

 身体もそうだけど、むやみやたらに筋トレして筋肉をつければいいかっていうとそうではない。かえって、筋肉をつけ過ぎることで身体が重くなったり、しなやかさがなくなってしまって故障してしまうこともある。

 

 自分は勉強も同じことが言えると思っていて、ただ量を増やせば良いってもんでもないと思うよ。(まぁ、量は成長するには欠かせないとは思うんですが、この子は量はやっているし、ストイックになり過ぎるので…。)

 

 繰り返すけど、あなたは今、十分に時間をかけて努力をしていると思う。だから、今は時間や内容を増やすことではなく、取り組み方や取り組む内容をもう少し絞って、自分の負担を軽くしてあげた方がいいと思うよ。」

 

そんな話をすると心の詰まりが取れたのか、面談前とは違ってホッと安心した表情を見せてくれていました。^_^

 

自分もついなりがちなんですが、私たちは結果が出ないとき、どうしても「何か新しい努力を増やさないといけない」と考えて、ついあれも、これもと手を出してしまう気がするんですね。

 

でも、自分のできることなんてそう多くはないし、1日中、ずっと勉強だけしているわけにもいかないんと私は思うんですね。

 

だから、欲張り過ぎずに「あれと、これだけは必ずきちんと続ける」と決めて、焦らず、じっくり取り組むことが大事だと思うんです。

 

これが定期テストのような「短期決戦の勝負」だったら無理にでも詰め込んで結果を出しに行くことも必要ですが、今回の話は決してそうではないです。

 

だから、私は生徒さんに合わせてこんな話もしました。

 

「いいかい。あくまでも僕らが共通に持ち合わせるイメージはマラソンのような長距離走だからね。

 

 周りの子の話を聞き過ぎて、自分のペースを見失ったらダメだよ。

 

 今、自分がしっかり無理なく続けられる努力を粛々と続けることが大事だ!!

 

 これができていれば、ちゃ~んと結果はついてくる。先生を信じて、頑張ろうね!!」

 

お子さんは笑顔で教室を後にしました。時間を割いて教室に来ていただいて良かったです。^_^

 

力を合わせて、これからも共に頑張って行きましょうね!! それでは、また!!