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後々の「面倒くさい」を取り除くために、今「面倒くさい」と思わずに取り組んで欲しいと思っています。


おはよございます。小菅です。^_^

 

毎週火曜日は小5のみんなとの授業からスタート!! 塾の卒業生にもお手伝いいただいて、私と2人でお子さんたちを丁寧に指導させていただいています。

 

本当はお子さんたちは私がいない方が良いのかもしれないですけどね…。卒業生は優しいですけど、私は厳しいから。(笑)

学習内容は今「倍数と約数」を学習中。こちらは「異分母どうしの分数のたし算・ひき算」に繋がるとても重要な箇所の1つ。

 

ですので、私たちの力の入れ具合もかなり変わってきます。

 

私が思うに、算数が好きになるか、嫌いになるかの別れ際になる1つの要素は「素早く、楽に答えることができるかどうか」だと思っています。

 

何事もそうだと思うんですが「面倒くさい」と感じることといのうは、どうしても嫌いになりがちだと思うんです。

 

どんなに答えが正しくても、手数が多く、正解を出すまでに時間がかかると「面倒」と思ってしまいますから、できるだけ答えに早くたどり着ける技術をお子さんたちには伝授したいと思っています。

 

例えば、昨晩面談した中学生にもこんな計算を例に出して、技術を習得し、それを使いこなせるように練習することが重要かをお話ししました。

 

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【計算を楽に行い、ミスを減らすための1例】

 

 8✖8✖3.14 ー 2×2×3.14 

 

 まじめな子ほど、これを1つ1つ丁寧にかけ算してからひき算をして答えを導く。

 

 それが普通の考え方ですが、手数も増えて時間が掛かる。だから、ミスを誘発しがちになる。

 

 「計算の決まり(中学生なら「分配法則」)」を利用して、この計算をもっと簡単な式に直す。

 

 8✖8✖3.14 ー 2×2×3.14

 

=64×3.14ー4✖3.14

 

=(64ー4) ×3.14

 

=60×3.14

 

 この考え方に慣れてくれば、筆算を使わずに暗算で瞬時に答えを出すことも可能になってくる。

 

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これは裏技でも何でもなく、きちんと教科書で学習する「計算技術」なんです。

 

でも、多くのお子さんはこういた計算技術の習得を「分かんない」「面倒くさい」と考えてしまいがちです。

 

しかしながら、こういった便利なものは自分に積極的に取り入れていくことが後々の「面倒くさい」をなくすことに繋がると思っています。

 

だから、私は塾の指導では、お子さんたちの習熟度に応じて適切にこういった技術を伝えてあげるたいと思っています。

 

それが、塾に通う恩恵の1つではないかなと私は思っています。^_^

 

ただし、地道にコツコツ努力することが大事なことが大前提ですよ。

 

これからもお子さんたちのために、自分が提供できる知識と技術は惜しみなくお伝えしていきますよ!! 

 

さあ、今日も1日、張り切って行きましょう!!それでは、また~。m(__)m